ビュッフェは非日常。だから気持ちいい。

ビュッフェはお好きですか。

私は大好きです。私の家族も大好きです。

故あって、ついこないだとある旅館にお泊りしてきました。ここのビュッフェがうまいんですよね。てなわけで、ちょっとビュッフェについての思いを書いてみようかと思い立ったわけです。

初めてビュッフェを経験したのは多分、自分が子供のころ。どこの旅館、ホテルだったかは忘れましたが。沢山料理が並んでいて、その中から好きなものを選択して、好きなだけ食べる。

普通、家ではなかなかできない。非日常。

その感じが好きで、結婚してからも、旅行でホテルや旅館を選ぶ際の基準の一つとして、夕朝食でビュッフェをやっているか、そしてそれは人気のビュッフェかが、大きな選択の理由となってます。

ビュッフェの良さ

ビュッフェ(buffet)とは。wikiで調べました(笑)。

フランス語で立食形式での食事の意。
ビュッフェはフランス語ではもともと「飾り棚」を意味し、飾り棚に料理を並べて各自が料理を好きに取り分けて立食するスタイルを指す。メインテーブルに並べられた料理を各自が取り分ける立食形式の食事を「ビュッフェ」と呼ぶ。さらに客側がセルフサービスで料理を自由に皿に取り分けるスタイルそのものをビュッフェと称することもあり、その場合には立食形式のほかシッティング・ビュッフェ(元卓の料理をセルフサービスで取り分け自分のテーブルで着席して飲食する形式)を含む。

ということで、私が好きなのはシッティング・ビュッフェですね。

私の考えるビュッフェの良さはこんな感じです。

・非日常
・選べる
・普段食べないものがある
・手が込んでいる
・地方によっては地元の良さがある
・偏った食べ方が可能

・非日常
私の大きなビュッフェのイメージはこれです。日常ではないですよ。これが日常なのは王族とビルゲイツくらいじゃないですかね。

あっ、王族は自分で料理取りにいかないか。

それくらいの非日常感ですね。

色とりどりの沢山の料理の中から自分の好きなものを好きなだけ食べる。
人間の3大欲求の一つを極限まで満たす非日常感が大好きです。

・選べる
選択できるのって、多分、人間にとって大きな欲求の一つだと思うんですよね。
あまり詳しいことはわかりませんが、好きなものをどっちにしようか迷うのって究極の選択ですよね。ビュッフェなんだからどっちも取れって話ですが。
ただ、スープとか2種類とらないじゃないですか。
クラムチャウダーと野菜たっぷりのコンソメスープ、どっちにしようかなーってことですよ。

今回まさにこれでした。私は最近あさり食べてないなということでクラムチャウダーにしました。

選択の自由。これがビュッフェ。

・普段食べないものがある
色んな種類があるので、普段食べないもの、あ、こんな食べ物あったなと久しぶりの発見をしたりする。最たるものが前菜系、テリーヌとか。

テリーヌ普段から食べてる人いたら連れてこい!

って感じですよ。けど、お酒のつまみになるから手に取っちゃいますね。

・手が込んでいる
普段作っているものがアップグレードされている。

例えばオムレツ。まあ、家でオムレツ作らないですけど。作ってもプレーンオムレツ。それがビュッフェだと目の前で何入れますかーとかやって、トマトとピーマンとチーズ入れてみたりする。

その昔、忘れもしない。新婚旅行先の海外のホテルで。

例によって、ホテル調理人のオムレツ係がいつでもオムレツ作るぜー、カモーン、と俺を待ち構えている。そこで俺はオムレツプリーズという。プレーン?とか聞かれたか、YESと言ってオムレツ作ってもらった。うまい、十分うまい。しかし、妻がオムレツ作ってもらって帰ってくるとその中にはなんと、トマトとピーマンとチーズが入っていた。

「そんなのやってもらえるの?」

「えっ、知らなかった?目の前にトマトとかあったじゃん。」

と即答される。

衝撃。

ホテルのブッフェは好きなもの入れてくれるのか。こうなったら、キャビアとふかひれでも入れてもらうか。

じゃなくて、すんなりトマトとピーマンとチーズが入ったオムレツを作ってもらってきた妻に衝撃を受けた事件でした。

それからというもの、負けじとオムレツには何か入れるようになりました。

・地方の良さがある
これ結構大事。海沿いの宿なら海鮮ビュッフェ。山奥のお宿だったら、朝食の漬物が充実しているなど。

新たな発見ができ、かつ色んな種類が食べられる。これが地方のお宿のビュッフェの良さだと思う。

・偏った食べ方が可能
最後に、あまりお勧めではないが、これも可能。ずっとサラダを食べ続ける。ずっとローストビーフを食べ続ける。ずっとおつまみ代わりに前菜を食べ続けながら、酒を飲む。

要は自分がこうと思ったら好きにできる。

ビュッフェの醍醐味。

ホームパーティやキャンプも非日常

ビュッフェは楽しい。食事というより、遊園地のアトラクションだ。
そのお店ごとに特色があって、いろいろ選べて、食べて、しまいに満足する。

ビュッフェ好きなおかげで、私は家でもビュッフェもどきをすることがある。要はホームパーティですね。ホームパーティにすると、人数が来るのでそれなりに色んな料理を作ることができる。自分で作るので基本好きなものしかない。

ホームパーティーは私の考えるビュッフェの良さをほぼ網羅しており、かつ友人とのコミュニケーションもできる。

キャンプも同様だ。

自分で好きなものを買って好きに作って食べる。これが友人と一緒に行けばコミュニケーションもできるし、何より自然とのコミュニケーションができる。

非日常を感じると気持ちが解放され、ストレス発散できる。

ビュッフェからの、ホームパーティからの、キャンプ。

おすすめです。