本当にうまいコーヒーを手に入れる(いれたい)その3
こんにちは。本当にうまいコーヒー探究家です。
前回、うまいコーヒーってこんな感じだと思う、と書きました。
・いいコーヒー豆の生産地と生産方法
・その豆をどうやって手に入れるか
・手に入れた豆の輸送方法、品質管理
・どう加工、焙煎するか
今回は起源と生産方法について調べたのでそのご紹介。
起源と生産方法
まずはそもそもコーヒーとは何か。
植物としてのコーヒー「コーヒーノキ」は、アカネ科の、エチオピアを原産国とした常緑植物。コーヒーは、この植物の種を取り出し、熱を加えて焙煎し、砕いた後お湯または水でその成分を抽出したものってこと。
種なんですね。始めて飲んだ人はよくまあ、種を乾かして砕いて飲もうと思ったもんですよ。
納豆的な感じですかね。
その昔、江戸時代だったか、大豆を藁に入れて持ち歩いていたら、藁についていた納豆菌のおかげで発行した大豆ができていた。食べるものがないからどうしようもなく食べてみたら、うまかった、ってやつ。
種を置いていたら、いつの間にか乾燥してて、それを砕いて、水に入れて飲んでみたらうまかったってことなんですかね。そんなエピソードがあるんでしょうか。
で、コーヒーノキのポイントは、
1.エチオピア原産
2.熱帯の、標高の高い地域が栽培に適している
3.コーヒーノキの果実に入っている種子がコーヒーになる
4.果実が完熟する時期は、同じ木でもまちまち
です。
エチオピア原産なんですね。上の納豆の由来みたいなの無いか調べてみました。
するとありました。山羊飼いカルディの伝説です。
遠い昔。エチオピアに住む山羊飼いのカルディが、夜ごと跳ね回る山羊に困って、修道士に相談。すると修道士は、夜に山羊が潅木の実を食べているのを発見。その実を持ち帰って調べてみたところ、不思議な効能(カフェインによる覚醒効果ね)のあることがわかる。その噂が広まり、次第にコーヒーが人々に飲まれるようになった。
その覚醒効果の良さが徐々に広まって、今や世界にここまで根付いた、と想像できる(ここはあくまでも想像ね)。
じゃあ、そろそろ美味しいコーヒーをどうやって作っているか、について。
それは、
・収穫
・選別
・処理
です。
書いて思いましたが、普通に農作物ですね。
収穫:
収穫は完熟のコーヒーチェリーだけ。美味しいコーヒーを作るためには、未完熟のチェリーは完熟するまで取っておく。コーヒーノキの果実は、実によって完熟する時期が違うため、コーヒーの収穫作業はコーヒーの果実が完熟するタイミングを見ながら、何回かに分けて行われる。そして、コーヒーの収穫作業は、ほとんどの国で「手作業」で行われる。
選別:
収穫後、未熟なものが混じっていないか、段階を踏んで選別して、「完熟チェリーだけで作られたコーヒーを目指すことが、美味しいスペシャルティコーヒーを作るのに必要なこと。
生産処理:
まずはコーヒーチェリーの構造について。
コーヒーノキの種(コーヒー豆)は、「パーチメント」と呼ばれる白い殻に覆われている。このパーチメントはムシラージと呼ばれるヌメリに覆われている。コーヒーの「生産処理」とは、コーヒーチェリーから果皮・果肉を取り除いて、パーチメントの中にある生豆を取り出す方法のこと。
生産処理の方法:
コーヒーチェリーから生豆を取り出す生産処理の方法は、大きく分けて3つ。
1.コーヒーチェリーをそのまま乾かす「ナチュラル」
2.コーヒーチェリーから果肉を取り除いて、乾かす「パルプトナチュラル」
3.コーヒーチェリーから果肉を取り除き、しばらく水につけて洗い、乾かす「ウォッシュド」
生産処理の方法は書き出すと結構長かったんで又。
コーヒーって農作物
コーヒーって本当に農作物ですね。
どんな農作物もそう。
手塩にかけて採取されたコーヒー豆はうまい。そりゃ当たり前だ。
だからコーヒー豆は鮮度が大事なんですね。
背景がわからないと、何故コーヒー豆に鮮度が重要なのかがいまいちピンとこなかったのですが、今回よくわかりました。
芸能人は歯が命。
そして、コーヒーは鮮度が命。