庭のある暮らしその4(庭木を通じて自然を感じる)

クチナシの花

庭のある暮らし振興協会会長です。

会員は私だけ。

結論から申し上げます。庭のある暮らし、いいですよ。
庭作ると、手入れが大変だとか面倒だとか、思ってます?
はい、それなりに大変です。
庭作ると、虫がキモイとか思ってます?
はい、キモイです。

けど、それは考え方の問題。大変と思うからそうなる。キモイと思うからそうなる。
良さがわかれば、大変は充実に、キモイはカワイイに変わります。

そんなもん。

ついこないだまで付き合ってた大好きだった人が、嫌いになるともう全然ダメになる。
あいつ嫌だなと思っていた人が、実は不器用なだけで頑張り屋なことがわかればいとおしくなる。

そんなもんですよ。

大変だけど得るものが沢山ある。
それが庭。

庭木を育てるのは大変か?

上でお伝えした通りで、何でも大変だと思えば大変なだけ。
基本がわかれば、後は勝手に育ってくれます。

じゃあ庭木を育てる基本って?

木に合ったメンテナンスをすることだと思います。

要は
水やり
肥料やり
剪定

あたりです。

木を植える際にその木のバックグラウンドを確認しましょう。

例えば、
ローズマリーだと原産地が地中海沿岸地方です。暑く乾燥した気候で育ってきた植物です。
となると、

水やり:少なめ
肥料やり:そんなにいらない
剪定:生命力強いので、あまりタイミングは気にしない。梅雨時期には風通しが良くなるように剪定してあげたほうが良い。
又、地中海性なので、土壌はアルカリ性~弱酸性になり、ちょっと石灰(アルカリ性)を混ぜてあげたほうがいい。

となる。

こういう風に、植物の由来を理解すると、育てるのが楽になる。
わかっちゃえば、後はその通りやるだけ。

後はたまに弱ってないか、気にしてあげれば、育ちます。

庭木の良さ

植物が身近にあるとストレス軽減、向上心アップ、快眠など、いい事たくさん。
何を根拠に、と思ったあなた。

ありますよ。

ありますよ~、奥さんいいネタそろってますよ。ぶり、タコ新鮮だよ~。

例えば、ハーブは自然治療薬になる。
ジャーマンカモミールは胃の修復とストレス解消の両方に作用する。香りはストレス解消、リラックス効果がある。
ラベンダーはストレスや不安感を軽減させる効果がある。
キンセンカの花は抗菌作用、抗ウィルス作用、抗真菌作用がある。

キンセンカの花

森林浴やアロマテラピーってありますよね。

森林浴:
森林の中にいると酸素濃度が高いからすっきりする。
樹木の香り(フィトンチッドと呼ばれる物質)が心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらす。
枝葉のさわめきが1/fゆらぎを持っているので気持ちが安らぐ。

アロマテラピー:
精油(エッセンシャルオイル)、または精油の芳香や植物に由来する芳香を用いて、病気や外傷の治療、病気の予防、心身の健康やリラクゼーション、ストレスの解消などを目的とする療法。

自然には具体的に人を癒す力があるのです。

自然を感じる

庭によって自然を感じることができるわけです。

庭があると、
ストレス発散できる
気持ちを癒す
自然の入り口になる

庭があることで、いつもの社会生活から離れることができる。離れることでためたストレスを発散できる。
庭があることで、植物たちの力で気持ちを癒すことができる。
庭があることで、自然を意識することができ、キャンプや自然(海、山)への散策などで明日への活力になる。

大きく来ましたね。
けどそれくらい、庭のある暮らし、いいですよ。

ジューンベリーの萌芽