好きな暮らしの道具(花器の良さ)

折角、庭にたくさん木を植えているのに、外で眺めるだけではもったいない。

そんなときどうするか。

そうです。生け花です。生け花をして家の中に飾ります。

えっ、私にそんな高尚な趣味があるように見えない?

大丈夫です。そんな趣味はありません。習ったこともないです。

花器持ってるの?女子力高めですよね。

大丈夫です。すべて妻が買いました。

私はただあるものを使って庭木を挿してみただけ。それなのに、なんか、すごく気分がいいんですよ。

花器の良さ

花器の良さって多種多様なところだと思う。

花を生けることができればそれは花器。

花と、花の受け皿たる花器の調和。そして周りの雰囲気との調和。それさえ崩さなければ何でも花器になると思う(私は)。

花が一緒でも、生ける花器が変われば、その場の雰囲気も変わる。
ぶっちゃけ、木桶に水を張って庭の草花を飾ればそれも花器みたいなもの。
けど、それが山郷の家の玄関土間に自然に飾ってあったらめちゃくちゃかっこいい。

又は、老舗旅館の床の間に良さそうな花器とともに飾ってある生け花は、これぞ生け花という感じで、ちょっとした緊張感も出しつついい空気感を作り出す。

ほんと多種多様。

うちにある花器だけでもガラス、陶器、竹がある。

ガラスの花器は透き通った感じが気持ちを軽くする感じ。

陶器の花器はしっとりとしていて気持ちが落ち着く感じ。

竹の花器は、欄干に飾るタイプで、彩りを与えてくれる感じ。

花器は自然を家の中に持ち込むことができる道具

花器は自然と暮らしの架け橋だなと、そう思ったわけです。

花器があることで人は自然を屋内に持ち込むことができるようになった。
花器に水を入れて花木を挿す。とても簡単。
色んな種類があるから、気分で雰囲気を変えることもできる。

正直、今まで強く意識してなかったんですが、花器っていいですね。