好きな暮らしの道具(酒器)
酒器っていいですよね。
ついでに言うと、お酒って良い。
諸刃の剣だけどね。
うまく付き合えば、お酒の力で気持ちが軽くなって、普段言えないような話やら、楽しくすることができる。酒に飲まれちゃうと、愚痴を言ったり、しまいには記憶をなくして、家に帰れなくなるようなこともある(私は何度もあった)。
そんなお酒と上手に付き合うためには前向きに酒を飲むのが大事。
そんな時、いい酒器があるとさらに気持ちが前向きになりますよ。
酒器の良さ
酒器の良さ。
それは何といっても気持ちよく酒が飲めるということ。
例えば日本酒を飲むときに普段使っているコップで飲むのと、自分がいいと思って買ってきた酒器で飲むのでは全然違う。
同じ酒ででも5割増しにうまくなる。ほんとに。人によっては2,3割かもしれないけど。
普段使っているコップで酒を飲んだ場合、それは日常の延長線上になってしまう。なのでもしおいしい酒でも、日常の気分が抜けないままとなる。
しかし、気に入って購入した酒専用のグラスであれば、お酒を飲むぞという気分になる。専用ですから。
気持ちが切り替えられる。かつ、酒器の色合いとか雰囲気によって、いい気分で飲むことができる。
集め方
なので、私は酒器を集めるのが好きです。
どうやって集めているか。
それは旅行に行くとその土地の伝統工芸とかあるじゃないですか。なので旅行先のお土産や雑貨やに行くとその土地の酒器があることが多い。そこで私はお土産を買うのは家族に任せて、酒器を探します。
おかげで、結構数があるんですが、この酒器はどこで買ったものかって旅つながりで覚えています。
そういう思いでも、お酒の肴になっていいんですよね。
北は北海道、南は沖縄の酒器がありますね。
北は小樽の北一硝子という有名なガラス工房で購入したもの。
これは以前の会社で出張をさっさと終わらせた後に買ってきたもの。
深い緑色が渋い。
沖縄は琉球ガラスのもの。
これは妻が沖縄に行ったときに買ってきてくれたもの。
青のラインがかっこいい。
セレクトショップで購入したもの。
これはイデーというお店で買ったフランス製の手吹きグラス。
気泡が入っていて、手作り感満載なところが気に入ってます。
表参道のMaduというお店で買ったもの。
器のイベントとかやっていて、これは北海道の工房で作られたもの。
手吹きグラスで元気なデザインが面白いなと。
今はいたるところの工芸品を都内で購入することができますが、やっぱり土地のものをその土地に行って購入したほうが思い出になりますし、よく覚えてますよね。
ちょっと面白かったのがディズニーランド。
ディズニーランドって、置いてあるお土産がディズニー関連グッズだけじゃなくて、本格的なお土産がおいてあったりするんですよ。で、アドベンチャーランドだったと思うんですが、その一角で手吹きの味のあるグラスが売ってまして、見たらメキシコ製でした。
今は焼酎グラスとして使ってます。
昔、子どものころ旅行に行くたびにその場所のキーホルダーを集める、みたいなことしていたんですが、それが大人になって、その土地の酒器を集めえるようになったって感じですね。
数が増えてくると、今日はどれで飲もうかと選ぶ楽しさも出てきますね。
酒器はコミュニケーションツール
酒器はコミュニケーションツール。
気に入った酒器で酒を飲むという贅沢。
そこにうまい酒蔵の酒を入れて飲むという贅沢。
そして酒を飲みながら仲間と語る。
好きな場所で、親しい仲間と、好きな酒器を使って、うまい酒を飲む。
これほんと最高です。
酒器集め楽しいですよ。