オガタマの木の剪定。剪定は木によっていろいろ
うちの庭、そこまで広くはないんですが、家つくりする際に庭師にお願いしたんですよね。
庭木は植えたい。けど、何植えていいかわからない。ていうか何にも知らない。
そんな状態だったので、こんな庭にしたいです、とイメージをお伝えして、もらった提案でつくってもらいました。
作ってもらったときは、いろいろ植えてあって、こりゃすごい。さすが庭師。
と思っていましたが、2,3年たって気づくわけです。
種類がありすぎてメンテが良くわからん。
最初のうちは苦労しましたよ。
ご近所さんにも植えすぎちゃったねー。といわれてしまう。
けど、おかげでいろいろな木の性質がわかり、今では随分落ち着きました。
植えすぎであることに変わりはないんですが。。。
ということで、今日はオガタマの木の剪定について。
カラタネオガタマについて
カラタネオガタマ。漢字で書くと唐種招霊と書く。
かっこいい。
日本に自生しているオガタマの木というのがある。これは日本に自生するモクレン科では唯一の常緑樹。
古くには榊などとともに、神前に供える木として用いられていたもの。
で、中国から渡来したオガタマノキなのでカラタネオガタマ。
この木は5月頃になると2,3㎝くらいの小さな花を咲かせるんですが、これがバナナのような甘い香りがする。
さすがはモクレン科。モクレンもいい香りしますもんね。。
それよりも、もっと甘みの強い感じの香り。
中国南部原産。
南国のホテルとか行くと、ロビーでトロピカルな花の香りがして、南国に来たって感じになるじゃないですか。
もし、亜熱帯地方でこの香りがすれば、南国って感じになりますね。そんな香りです。
オガタマの木の剪定方法
選定方法
枝葉が込み合わないように、徒長枝や邪魔な枝を整理する程度。
正直、あんまり手のかからない子です。この子は。
成長がゆっくり目。
虫もそんなにつかない。
けど、そこまで強い木じゃないと庭師に言われていました。
なのであんまりバッサリといっていいタイプでもない。
で剪定したら、切り口に癒合剤ってのを塗ってあげる。
変な菌が入らないように切り口を守る薬ですね。塗らなくてもいいけど、塗ってあげたほうが安心。
剪定のタイミング
これは花が終わってから、花芽のできる前まで。
時期としては5月下旬から、6月末。
基本、剪定のタイミングって、木が落ち着いているタイミングに実施する。
なので、冬眠期とか、花後ってのが一般的です。
最後に
成長がゆっくり目といったものの、10年でもう4mくらいになっている。
植えた当初は1mちょっとくらいだったんですけどね。
うちの庭だと、これ以上大きくはさせられない。
同じ時期に植えた別の木で大きいのはもう5mを超えていて、2階のベランダから見えるようになってきた。
育ってくれるのはうれしいんですが、今後どう剪定してゆくかが今の悩みです。