コーヒー豆をハンドピッキングする意義
こんにちは。本当にうまいコーヒー探究家です。
うまいコーヒーを探すために調査してます。
前回、うまいコーヒーってこんな感じだと思う、と書きました。
・いいコーヒー豆の生産地と生産方法
・その豆をどうやって手に入れるか
・手に入れた豆の輸送方法、品質管理
・どう加工、焙煎するか
コーヒー豆の焙煎以外に大事なことって何があるか?
ハンドピッキングですね。
ハンドピッキングとは目視で確認して欠点豆を取り除くこと。
今回はハンドピッキングについて調べたのでそのご紹介。
ハンドピッキングする理由
折角のコーヒー(豆)の良さを損なわないためです。
未熟な豆や発行した豆が入っていたら、それがほかの豆と違う味わいを作り出してしまう。
それが、味わいのえぐみだったり、変な香りだったりする。
おいしいコーヒー(豆)なのに、そこに別の味わいが足されてしまう。
例えば、きれいなピアノ曲なのに、ちょこちょこ雑音が入っていたら。
おいしいサラダなのに、そこに古くて悪くなりかけのトマトが入っていたら。
台無しですよね。
コーヒー豆は農作物なので、虫に食われたり、輸送中にカビが生えたり、収穫の際に異物が混じったりする。
いろいろ情報を当たってみると、コモディティコーヒーだと、混入率が10%-数10%、スペシャリティコーヒーでも数%はこの欠点豆が混入しているよう。
そんなに混入してるの?
って私も思いましたが、だからこそハンドピッキングが必要だっていう情報があふれているんでしょうね。
不要なら書く必要ないですもんね。
欠点豆の種類
ハンドピッキングする豆の種類を確認してみたところ、いろいろあることが分かった。
これを取り除くってこと。大変だな。
- 貝殻豆 豆が割れてしまっているもの
- 発酵豆 発行して白っぽくなっているもの
- 黒豆 発行して黒くなったもの
- 虫食い豆 虫食いのある豆
- 未熟豆、死豆 熟す前に収穫されたもの
- カビ豆 カビが生えたもの
- パーチメント 生豆を覆う皮が残ったもの
- コッコ 果実の皮や果肉が残ったもの
- その他 木くず、小石など
ハンドピッキングの方法
上記の欠点豆たちを、一般的に生豆の状態で一度、さらに焙煎後に一度ハンドピッキングで取り除くこと。
焙煎前
- 取り除く欠点豆の種類を決める
- 明るいところで豆が重ならないように広げる
- わかりやすいものから順に取り除く
- 裏側もチェック
焙煎後
- 色が薄い豆や焦げた豆を取り除く
- 欠点豆を取り除く
ここまでやって、本当のコーヒー豆のうまさが味わえるということになる。
最後に
これは大変ですよ。
けど、優良なロースターはこれをやっている。
確認方法は販売している生豆を見せてもらうか、ロースト後の豆を見ればいい。
まあ、直接聞いちゃっていいと思いますけど。
いろいろ調べて思いましたが、コーヒーって単なる飲み物じゃないですね。
嗜好品ですね。趣味ですね。
それだけ人が情熱をかけている。
いいロースターを探しましょう。