ヒメウツギの剪定。剪定は木によっていろいろ。

梅雨ですね。今は6月下旬。

梅雨になると、あんまり外に出ての作業ができなくなる。

何の話?

庭の話です。

雨が降っちゃうと、梅雨前に一気に伸びた庭木がバサバサで大変なことになる。

昔は木の生命力ってすごいとか思いながら、そのままにしてたんですけど、後が大変になります。

葉っぱと葉っぱが重なって湿気で濡れると木が弱っちゃって病気にかかったりするんですよ。

葉っぱが多いとその分、木も力が必要だったりする。

それで私は学んだわけです。

出来る限り梅雨前に剪定だと。

木によって剪定できるタイミングがあるわけですが、できるものはバサッとやっちゃいます。

今日はウツギについて。

ウツギとは

まずウツギとは。

ウツギは北海道から九州、奄美大島まで自生地の分布域は広い。

和名のウツギは、幹が中空であること「空木(ウツギ)」に由来。

ちなみに、まったく科や属の異なる種でも幹が中空な植物はウツギと呼ばれていることがある。

ウツギの剪定

一般的な剪定は6月の梅雨時。そして3-4年に一度根本近くからバサッと剪定する。

一般的な剪定

根元からたくさんの枝が広がるように伸びる。なので花が終わった6月に勢い良く伸びる徒長枝は半分くらいに切り戻す。

後は枝の分岐点で切る。この調子で全体を間引いて風通しよくする。

これが一般的な剪定。

3-4年に一度の剪定

2月頃、木があまり活動していない時期にバサッと剪定する。

要は根元から2-30CM当たりのところでザクザク切る。

これ、結構勇気いるんですよね。

2月頃は葉っぱも生えてないし、そんなに切っちゃってちゃんと育つのか、切ったままになったらちょっとかわいそう、とか考えます。

けど、ちゃんと生えてくるもんです。

そのほうがかえって新しい芽を出させることになって木が若返る。

若返りの術ですね。忍者みたい。

最後に

4,5年に一回だとちょっと緊張するんですよね。

あれ、この木バサッといっちゃていいんだっけ?みたいな。

もちろん、バサッとやっちゃいけないのもあるんで。

うちのウツギですが、前回から4,5年たっていたので、今年ばさっと剪定しました。けどちゃんと葉っぱ生えてきました。

良かった良かった。