こんな私が、「小さな習慣」を「書評」してみた。

こんな私って、どんな私?

得意なこと:短期間の集中。
不得意なこと:決めたことをやり続けること。

今まで、続けようと思って続いている大きなことはランニング。出来なかったことは沢山。
なんでランニングだけは続いているんだろう?

そんな私が、「小さな習慣」を書評してみました。

本の概要

著書:小さな習慣
著者:スティーヴン・ガイズ
出版社: ダイヤモンド社 (2017/4/27)
著者経歴:
2004年より、自己成長ストラテジーの調査と執筆を行っている。
2011年にブログ「ディープ・イグジスタンス」を立ち上げ、ホワイト・ダヴ・ブックスによって2012年の自己啓発ブログ第1位に選ばれた 。
その他著書(日本発売分):
小さなダイエットの習慣(2018/12/13)

本の概要:

習慣化された行動の仕組みをわかりやすく解説している。中身のしっかりとした自己啓発本。

科学的に実証されたデータを引用し、脳の仕組みからなぜ人ははじめたことを続けられないのかを説明し、「小さな習慣」こそが「大きな変化」をもたらすことを解明する本。

小さな行動はモチベーション不要、意志の力は行動が小さいだけ小さくて済む。このほんのちょっとの意志の力で行動するだけで成功体験を感じることができ、その小さな行動による成功の繰り返しが自己肯定感を生み、繰り返し行うことで習慣となっていく事を書いた1冊。

私の書評

習慣化の方法が書かれている良本だと思う。

人間の脳の動きを理解し、脳に抵抗されないよう、小さな単位で定期的にやりたい事を組み込み、見合う褒美を与える。すると自分のコンフォートゾーンを無理なく拡大する事が出来、なりたい自分になるための習慣として組み込まれる。習慣化はモチベーションではなく意志の力で行動をおこし、小さな意志の力だけで続けてゆくことによって、続けることを容易にする。

そして続けることがあなたに大きな変化をもらたす。

これで、今まで習慣化が不得意だった私の理由が分かった。今までの私は習慣化しようとする項目の内容もゴールも大きすぎたのだ。

例えば本読み。

一日1冊読んで、内容をまとめるところまでやる、と目標を立てる。 できるわけがない。私はもともと本読みが得意ではない。そのため1冊読むのに早くても2時間はかかる。プラス、内容もまとめてたら、何時間かかるんだ、という話。

じゃあ、ランニングはなぜ習慣化できたのか。

元々、スポーツが好きだった。小学校から何等かの球技をやっていて、長距離走も得意だった。そのため、ぜーぜー言って走れない自分を目の当たりにして、昔のイメージを取り戻す、という意志の力が勝った。特異なパターンだったと言える。この場合のみ若干大きな目標の習慣化でも意志の力が勝ったのだ。習慣化されてしまえば、もともと得意だったこともあり、どんどん上達するので気持ちいい。気持ちいいという褒美をもらった脳は、大きい目標でも受け入れやすかったのだろう。

よって、今後どうすべきかというと、やりたいことがあればできる限り小さな行動にして、まず習慣化する。習慣化されれば、後は自分の都合でやる量、質を変化させればいい。又、習慣化の中で、常に脳にご褒美をあげる。ご褒美とはいろいろあるが具体的に糖分を与えてもいいし、小さな成功体験でもいい。脳が嬉しい状態を作り出すことで習慣として受け入れやすくなるということだ。

ただ一点、この「小さな習慣」の前にやることがある。と思う。

「自分は何を小さな習慣にしたいのか。」

これです。

自分に対して少なくとも2か月はかけて毎日やり続ける小さな習慣。
これは、自分に習慣としてインストールしたいものを見出したうえで、やるべき。

唯一、本の中に何を習慣とするか考える方法として「なぜドリル」を使うことが記載されている。これをやり切ったうえで小さな習慣に入る必要があると思うし、もうちょっと踏み込んで何をしたいのか考えたほうがいい。

けど、そもそもこの本は習慣化の仕組みとやり方を提示しているわけであって、何をしたいのか、は別の本でしっかりやっといて、ということなのだろう。

私の習慣化

大層なこと言っておきながら、私はぱっと考えて、小さな習慣をいくつか組み込んじゃいました。

組み込んでから考えてみるのも一つの手。やってるうちにわかることってあるんで。ハードル下げるのが小さな習慣なんで。何をやりたいか考えることもハードル下げました。

私が今習慣化で取り組んでいるのは

・ブログをアップする
・本を読む
・日記を書く

です。

今まで全く続けられなかったが、ものにしたいと思っていたものだ。
これこそ小さな習慣を続けてみる題材にマッチ。

自分が習慣化できるようになったと分かるまでは毎日つづけます。
3つ合わせて1日10分が目標。

目標はいくら超えても問題ない(笑)。

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